「出稼ぎでくる一時契約農業労働者に安全な宿泊施設と安定した収入を!」
タイトルは、「出稼ぎでくる一時契約農業労働者に安全な宿泊施設と安定した収入を!」実は、当プロジェクト、協力隊を育てる会を通じて、日本の某全国産業労働組合総連合から資金を頂きました。企画書を提出してから1ヶ月あまりの承認だったので、送った本人が一番びっくり。誠にありがとうございました。皆様からの御寄付とご理解に対しまして、プロジェクトの被益者である農民および住民一同、心より感謝いたしております。
プロジェクトの概要は下記のとおり。
「サンタクルス県は国内最大の農業県である。毎年、何万という人がアンデス山脈の高地から出稼ぎに来る。多くは金持ちになることを夢見て、民間企業が雇う契約者の偽りの言葉に騙されて連れてこられる。実際に働く農地では安全な水、トイレ、医療や教育へのアクセスがない環境でテント暮らしを強いられる。低賃金により帰郷するための交通費すら貯金できないため、一時的雇用契約終了後、新しい職を見つけるまで労働者が共同出資で管理する宿泊施設に残ることになる。失業期間、労働者が当宿泊施設で人間らしく生きられるよう衛生管理のための設備投資、および安定した収入を得るための職業訓練を行う。」
今年5月から当職業訓練(パン作り兼衛生教室)を実施しており、今月末には終了します。実施段階では、土日を使っていたので、このプロジェクトが終わると割りと生活が落ち着くはず。現在、同時に進行しているのが、そのほかに、市内栄養改善プロジェクト、郡内HIVエイズプロジェクト。一時は、プライベートな時間が全くなくて、器の狭い人間になっていたけれど、去年よりも効率よく動く術を身につけた。キーはやっぱり人間関係。次回のBLOGでは、その他2つのプロジェクトの紹介をします。
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