Alfabetización
言語は生き物だ、と擬人化なのか擬アニマル化なのかよくわからないが、言語に生命を与える人がいるけれど、今の私には、むしろ言語こそが私に生を与え私の存在を浮き彫りにしてくれる。スペイン語での口数が少ないだけに、悲しいかな、私が発した一言一言が軽々しくも私を「私」たらしめる。慎重に言葉を選べる術もなく、ボリビア人に届く私のスペイン語が気品あるものなのか果ては下劣なのか分かるわけもない。
わたくし、現在、識字 in スペイン語、多く見積もっても約50%のレベル。こんな私にとって、ブラジルの思想家パウロ・フレイレがその有名な著書「希望の教育学」で述べている言葉を耳にするのは胸が悪い。彼によれば、識字によって人は現状を認識し、問題を意識化するという。識字のない人間が識字を学ぶことで「抑圧された」自分を取り戻すことになるという。つまりだ、今の私はスペイン語では、コミュニティーの現状を知ったり、彼らが抱えている諸々の問題を発見したりするのは難しいって、パウロは言っているってことになる。うーん。フィールドワーカーたる者、これは問題ありありだ。
さてここで、無理なくできるスペ語自主トレメニュー、NACHITO版を3つ紹介。
1) こっちにはアメリカのTVチャンネルが5つ位入っていて、それぞれスペイン語の字幕がついてる。“Friends”とかDiscoveryチャンネルのショーを英語で聞きながら、スペ語の字幕にかじりつく。スペイン語は英語から入った方が間違いなく覚えやすい。
2) 好きなCDの歌詞を訳し、CDを繰り返し聞きまくって歌詞を丸ごと覚える。いつの間にか口ずさむ。(愛情を表現した歌詞がやけに多いので、異性に使うときは注意が必要。)
3) 聞き取りやすくおしゃべりな人を見つけて仲良くなる。会話では聞くに徹する。良く使われるフレーズやつなぎ語をまるごと覚えて自分のものにする。よりネイティブに近い会話が出来るようになる。
とか何とかいっても、ノリで日常会話はカバーしているつもり。あと、英語の単語をスペイン語風にしてみると割りと当たる。たとえば、Strategy=Estrategia、Bastard=Bastardoってな具合に。任地にいっても夜にでも語学学校に通うか。。。
上の写真は、任地のホストファミリー先の庭にある木。サンタクルスのシンボルか何かって聞いた気がする。Que bello, no ve? 下の写真は庭に落ちてたマンゴー。マンゴーとココナッツの木が庭にたくさん生えてるの。トロピカル気候ってほんと素敵。
3 Comments:
庭にマンゴ!いいなぁ…
香港帰れば?格ちゃまのリッチなお父様がマンゴーの木位、余裕で1万本くらい買って下さるんじゃない?
私の方は、実はまだ都心のJICAのプロジェクトの方で仕事してるので、このマンゴーの木があるホームステイ先にステイしているわけではないのだー。都心はやっぱいいなー。素敵なカフェ、バー、お店がたくさん。誘惑たっぷりん。今週からHIPHOPかサルサかメレンゲの学校に通う予定よー。週3回!そんな時間あるのかな。。。
いやいや、確かにうちのオヤジはリッチだが、けちですがな…
まぁ、香港は最終的には住みたい場所ではあるねー、ゴルフも安いし。
ダンスがんばれ☆
Post a Comment
<< Home