プロジェクト作成、実施、モニタリング
プロジェクト作成、実施、モニタリング。聞こえは良いですが、調整し実施する方は、非常に大変です。といえるほどの回数や経験を持っているわけではないけれどね。
最近、4ヶ月かけて衛生教育と職業訓練をあわせたプロジェクトを1つ仕上げた。対象は、高地からだまされて連れて来られる農民。ほかの活動も同時にやっているので、こんなにかかっちゃった。当プロジェクトでは、カウンターパートに準看護学校と民間企業を入れて、後は申請書を送るのと、支援が決まったら、コーディネート、実施、モニタリングが残っているのみ。
もうひとつ新しく任地を対象にSIT&HIV/AIDS第一段階(感染していない人)/第二段階(HIVに感染している人対象)予防のためのプロジェクトを同僚と作り始めました。自分たちだけでは労力的に補えないのと、財政的にも申請先によってはカバーしてくれないもの(土地、消費財、外部者を雇った場合の給料、交通費などなど)があるので、必ずどのプロジェクトにも民間企業、学校、市役所、診療所などのカウンターパートを立てている。
ってことは、プロジェクト作成者や申請者には、それなりの人を動かす力とコネと信頼がないとお金だけあっても回せない。これがもっとも厄介なところ。こんなトロピカルな土地柄では、自分のお尻を上げるも一苦労。考えても見てくださいよ。
プロジェクト作成にはPCMを始めとして様々な手法があるけれど、もっぱら同僚がこよなく愛しているのが、「問題発見ツリー」と「Macrologico(日本語だと何かしら・・・)」という2つの手法。2つ目は、上位目標、中間目標、下位目標(詳細な目標)、活動内容、出したい結果、評価のためのインディケーターなどをさらに細かい項目別に見ていくというもの。この手法でプロジェクトを作成すると非常に効率的で効果的。私も扱いにだいぶ慣れてきた。
私の配属先上司が、ボリビア駐在事務所の担当者に任期延長を直接お願い(お世辞で言ってくれているのかもしれないけれど)してくれているのも振り切って、延長申請はしないことにしたんだけれど、プロジェクトの成り行きを考えると、最低でも3ヶ月は延長したほうが現実的だと思ってしまう。その一方で、同僚の手に100%任せてOKという状態ではないと、プロジェクトの持続性という点では、落ち度がまだあるということになる。不安。ではあるが、詰まる所私は去る人間だし、同僚のこと信頼もしている。
帰国か。最近はいつになく日本が恋しいが、まだ心の準備はできてないなぁ。
写真は、一時契約雇用人として高地から来る農民がさとうきびを収穫しているところ&農地でのテント暮らしの様子。当プロジェクトについては、せっかくなので、もうすこし後日ちゃんと説明しようと思います。
最近、4ヶ月かけて衛生教育と職業訓練をあわせたプロジェクトを1つ仕上げた。対象は、高地からだまされて連れて来られる農民。ほかの活動も同時にやっているので、こんなにかかっちゃった。当プロジェクトでは、カウンターパートに準看護学校と民間企業を入れて、後は申請書を送るのと、支援が決まったら、コーディネート、実施、モニタリングが残っているのみ。
もうひとつ新しく任地を対象にSIT&HIV/AIDS第一段階(感染していない人)/第二段階(HIVに感染している人対象)予防のためのプロジェクトを同僚と作り始めました。自分たちだけでは労力的に補えないのと、財政的にも申請先によってはカバーしてくれないもの(土地、消費財、外部者を雇った場合の給料、交通費などなど)があるので、必ずどのプロジェクトにも民間企業、学校、市役所、診療所などのカウンターパートを立てている。
ってことは、プロジェクト作成者や申請者には、それなりの人を動かす力とコネと信頼がないとお金だけあっても回せない。これがもっとも厄介なところ。こんなトロピカルな土地柄では、自分のお尻を上げるも一苦労。考えても見てくださいよ。
プロジェクト作成にはPCMを始めとして様々な手法があるけれど、もっぱら同僚がこよなく愛しているのが、「問題発見ツリー」と「Macrologico(日本語だと何かしら・・・)」という2つの手法。2つ目は、上位目標、中間目標、下位目標(詳細な目標)、活動内容、出したい結果、評価のためのインディケーターなどをさらに細かい項目別に見ていくというもの。この手法でプロジェクトを作成すると非常に効率的で効果的。私も扱いにだいぶ慣れてきた。
私の配属先上司が、ボリビア駐在事務所の担当者に任期延長を直接お願い(お世辞で言ってくれているのかもしれないけれど)してくれているのも振り切って、延長申請はしないことにしたんだけれど、プロジェクトの成り行きを考えると、最低でも3ヶ月は延長したほうが現実的だと思ってしまう。その一方で、同僚の手に100%任せてOKという状態ではないと、プロジェクトの持続性という点では、落ち度がまだあるということになる。不安。ではあるが、詰まる所私は去る人間だし、同僚のこと信頼もしている。
帰国か。最近はいつになく日本が恋しいが、まだ心の準備はできてないなぁ。
写真は、一時契約雇用人として高地から来る農民がさとうきびを収穫しているところ&農地でのテント暮らしの様子。当プロジェクトについては、せっかくなので、もうすこし後日ちゃんと説明しようと思います。
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