Sunday, January 29, 2006

Mi trabajo en Santa Cruz por un mes






ここでの1ヶ月間の仕事について、横文字では簡単に触れているはずなんですが、一応母国語でも再度説明しますと、現在、某機構の医療保健プロジェクト(FORSA)のオフィスに居候してます。目的は、ここで使用されているFORSAモデルという住民参加型保健活動のメソッドを学ぶこと。「当プロジェクトと緩やかに連携せよ」っていう御触れを上のほうから頂いてるんですがね、この「緩やか」ってのが、具体的にどういうことなのかってのを関係者のどなたに伺っても「いやー難しいよねー」としか反応されないんですね。そりゃね、単なる程度の問題であってね、そんなこと最終的にはどうでもいいことなんでしょうがね。。。

2月半ば以降からは、サンタクルス市内から車で1時間離れた県内第二の都市に赴任し、そこにある保健センターを基点に周辺の保健センターを巡回します。住民グループと共に地域のニーズや問題を探り出し、住民主体の保健・生活向上活動を支援していきます。私が赴任する地域は優秀な人材が揃っていて、国際協力機関の研修プログラムを通じて日本やアメリカの病院で数ヶ月間単位で研修を積んできたような人が十数人もいるような地域。今後の活動が楽しみな半分、同時にプレッシャーも感じてます。。。

ちなみに、私は保健医療の分野で働く者として、自分の健康を管理できずに、他人に物申すことなどできない分際です。ここでの活動を始めるに当たって、最近、自己生活向上改善プロジェクトを始動させました。ダンス教室に平日夜週3回、土曜日は水泳、菜食中心の食生活を展開中であります。酒はオケイジョナルな飲み方を実行中で、平均すると週2回。これまた優等生。

さて、具体的に現在の活動をちょこっとご紹介しませう。ほぼ毎日のように、サンタクルス市周辺にある保健センターを巡回し、センターが支援している住民グループの活動を視察しております。住民活動の例としては、母親による栄養教室。現在、多くのセンターで料理教室が住民主体で運営されています。FORSAとボリビアの某国立大学の共同研究で、大豆を使った栄養満点でヘルシーな料理の開発が行われていて、レシピはその大学が提供してくれます。今までにジャム、クッキー、ジュース、ミルク、サラダ、炒め物、パン、肉団子などなどなど大豆を使用した料理を味見し続けたが、どれもこれも美味じゃ。

今後、この栄養教室を更に発展させ、オリジナル大豆料理を商品化し、住民の所得向上に寄与するところまで繋げていくことはできないだろうかなんて考えてます。
大豆料理教室が単なるイベントとして終わらないために、また周囲の住民にも大豆食品が普及されるという意味でも、彼らの大豆料理が商品化されることによってもたらされる可能性は大きいんじゃないかと。もちろん、彼女たちのニーズと余裕とモチベがあればの話だけれど。

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