Tuesday, February 21, 2006

La vida nueva en Montero



2月16日午後、任国に着いてから2ヶ月半が過ぎてやっと任地に着任しました。同期隊員と比較したら極めて遅い段階で赴任したわけですが、任地の職場の人間とは既にサンタクルスのプロジェクトFORSAを通して、ちょくちょくワークショップやセミナーで会っては挨拶や会話をする機会をもてていたので、既に打ち解けた感じでいい意味で緊張感もなく過ごせてます。

さてさて、17日から任地の保健センターのオフィスに出勤し活動を始めたわけですが、このくそ暑いトロピカルな途上国の片田舎で、なぜか日本人サラリーマンのように忙しい私。朝8時出勤、お昼は10分で立ち食い、夜は10時過ぎに帰宅。夕食はワークショップで出たソーダとパンのみ。食べれればまだ良い方。眠すぎてMTG中も殆ど集中できず。帰宅後も、私の部屋にしか電話回線がないので、家の人間が普通に私の部屋でネット使いにくるし、7歳の子供ヘスースはベッドの上に汚い靴下のまま枕の上に飛び乗ってきて出て行ってくれないし。こう見えても結構潔癖症だったりするオイラにはきつい光景っす。でもこいつがまた可愛いんだー。結局寝れるのは1時過ぎ。

何故こんなにスペイン語じゃ何も出来ないはずの私が忙しいかって言うと、私のスーパーバイザーであり、ホストマザーであり、病院のネットワーク長であるお偉いPさんの仕事に金魚の糞のようについていっているからなんであります。彼女が参加する会議や訪問する施設について廻るだけで地域での人脈を容易く広げられるってわけなんです。あまりに力がある人なので今後利害関係の渦に巻き込まれないかと心配なんですけれどね。

私の配属先は、サンタクルス県保健局(SEDES)の下部組織である地域保健ネットーワーク事務所。各郡、各市にこのネットワーク事務所と呼ばれるものがあり、地域の保健医療に関する統括的業務を行っています。配属先であるオビスポエステサンテバン郡のネットワーク内には、合計36のパブリック病院があり、ここで働く医師・看護士や住民保健委員会と共に地域のための医療ケアの向上などに取り組んでいます。

さて、私のオフィスには同僚と言える人が6人おりまして、運転手以外は全て女性。このラテンな地では女性も男性も関係なく底知れぬ卑猥な会話が朝っぱらから飛び交います。でも40も過ぎたおばちゃんたちがスポーツはしてないがピストン運動はしてるとか、私の家でやるなら音が立たない床の上がお勧めよとか、あれは女性ホルモンを活性化させるから心身ともにいいのよーとかって会話を聞くのはたまに傷です。2年間も彼女たちのピンクな会話に揉まれたら私もビビッドに染まるのでしょうか。


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