Thursday, May 25, 2006

Una visita a una asociación de descapacitad

今、新しく興そうとしている活動に「障害者のための所得向上プロジェクト」がある。出会いは、例に漏れず私の活動の広報を手伝ってくれているテレビ局のカメラマン兼キャスターのミゲル。彼はいつも面白い人間を紹介してくれる。電話一本で活動の様子も撮影しにきてくれる。

このモンテロ市にあるクリスチャン系の障害者支援団体にはメンバーが120名ほど。メンバーは、それぞれが物理的に障害を持つか、または障害者の家族だ。アメリカのNGOから毎月車椅子や松葉杖の貸し出し支援があるだけで、そのほかには特に支援を得られていない。当団体の代表は、いすは座るためのものだ。食べるためには職が必要。といって、車椅子があってもそれ自体は問題の解決にならないと主張する。市長には幾度とプロジェクト企画書を提出し、生きる為に必要な食、職、家、教育などの基本的な支援を求め続けたが、市には金がないとして拒絶され続けたという。私自身も、近隣に公の援助によって成り立っている障害者施設がないかこの分野で働く関係者を通じて調べたが、サンタクルス県内には存在しないようだった。

団体の代表者マリオが私のオフィスを尋ねた時から、彼の考え方、人間関係の築き方と姿勢に共感を覚えて、一緒にプロジェクトを作りたいと思うようになった。また、何回か団体の幹部とミーティングを持つうちに彼らには十分に企画作成能力があること、やる気の高さと団体の持続性があるのではないかという感覚を得た。

先日、モンテロ市の障害者支援団体の幹部と一緒に、隣の村にあるイタリア人牧師の支援によって成り立っている幼児障害者施設を訪問した。施設の子供達は重度の障害を負っていて、施設内にしゃべれる子は19人中1人、殆どの子が寝たきりの状態だった。11歳とは思えない大きさの子、暴れるからと言って足を縛られ柵に入れられたままの子、奇怪な音を出し続ける子、前後に揺れ続けて頭をかき続ける子。多くの子が親に捨てられ、名前や年齢が不明だという。この日ここに来たのは、私達のプロジェクトの示唆を得るためだったが、私は理由もなく凹んでしまった。

帰り道、モンテロ市の障害者支援団体の代表が、この子達に比べたら僕達の腕がない、足がないといった障害はなんでもない。勇気付けられた。といって、目を輝かせて語ったのが印象的だった

0 Comments:

Post a Comment

<< Home