Thursday, June 15, 2006

Un paisaje que me prifica



This is the passing view that I always look from a taxi(it is not a cab that most of us know, but more like a bus which never departs until it becomes full of 5 passengers), when I return to my city Montero from a small town Minero, 24 km away. I love the vast sky, the tropical trees, the trucks piled with sugarcanes, the broad land with cows and horses everywhere. So typical here. In front of the views, I leave all the anxiety behind me thinking that I am something really tiny in the society, even much smaller in the world, so this is not very surprising if I wouldn’t make a difference at all here for just 2 years. Literally it brings me back to life.

Monday, June 12, 2006

He participado en el congreso de JOCV por primera vez


ボリビアについてから早半年。先週末、4日間にわたってボリビア全土から来た隊員達と会う機会があった。1日目は、恐怖の健康診断。2日目はシニアボランティアの方も集まっての安全対策会議。3日目は、隊員総会。素敵な先輩隊員と後輩隊員との出会い。そして4日目には、医療保健分科会での医療ボランティアのみんなの活動報告に感動を覚えた、心躍る4日間だった。

ここでは、この4日間を振り返っての所感。

(水)健康診断と予防接種(最終回のA型・B型肝炎)

昨年の今から5キロ太っていた。それをボリ人に言うと、「どこにお肉あるの?」といわれ、「んっ?そういわれてみれば、お肉なんてどこにも付いてないわよねー!」と当の本人も自覚症状全くなし。いやはや、このまま順調に増え続けそうな危険な気配。女性の先輩隊員は「そろそろ帰国だからダイエット♪」な方が多かった。男性隊員の皆さんはステレオティピカルにも殆どの方が痩せてしまったよう。それから、血液、便、尿検査結果発表。お腹に虫の一匹くらいは飼っているだろうと見ていたが、意外にも結果は異常なし。オデブでもなんでも、健康ならそれでいい。うん、うん。

(木)安全対策会議

ちょうど私がラパスを去って1週間後のことだ。ラパス市の墓地付近にある大きなバスターミナルで警察官に成りすました複数男性が、オーストラリア人旅行者カップルを車で中心地から離れたところに連れ去り、殺害したという事件の詳細を聞いた。この事件発生日から40日後に墓地のお棺で2人の死体が発見されたと言う。未だ犯人は逃走中で、事件後殺害された二人の銀行口座からは合計150万円ほどが世界中から引き落とされたという。最近はラパスの治安が非常に不安定で、外国人旅行者をターゲットにした事件が後を絶たない。私の家族や友人が来たとき何か起こったら嫌だなぁと一瞬不安になる。この劇的に恐ろしい事件の詳細を初めて耳にして、自分が今健康で無事に暮らしているってだけで、たとえ大した活動をしていなくともこの上なくツイテルって思えた。

(金)隊員総会

ボリビア全土から来た先輩隊員と後輩隊員(計52名)との出会い。先輩隊員の活動には感銘をうけ、帰国隊員が作った思い出ビデオ上映会では涙がほろり。私も2年後には少しでも後輩の参考になれる活動を語れるような人間になりたい。総会の休憩時間の合間に、帰国される先輩隊員の今後のキャリアパスも個人的に聞けて自分の今後の活動への大きなモチベーションになった。国連職員を目指す人、海外の大学院で開発理論を学びにいく人、民間に戻る人、またボリビアにすぐ戻ってくる人。さて1年半後の私はいかに。同時に、後輩隊員が、まるで数ヶ月前の自分を見ているようで、とっても眩しかった。彼らが抱いている不安は、経験しないと解けない疑問。でも、ぜったい時間が経てば手に取るように分かってくる。自分のことのように応援したくなる。頑張れ後輩隊員!

(土) 医療保健分科会

私は、職種は村落開発なのだけれど、要請自体はジャ○カ保健医療プロジェクトとの緩やかな連携という形で、保健活動に携わることになっている人間。気付いたら、この保健分科会の一員になっていた。現在、当分科会のメンバーは、看護婦、保健士、助産士がほとんどで、私のような村落開発普及員と青少年活動の職種がマイノリティーとして参加している。分科会メンバーの話が面白くって、質問や意見や提案を出していただけだったのに、分科会終了時には「番長」というあだ名がついた。こう見えても分科会で最年少なので、もっと愛らしい名前が欲しかったわ。。。いつどこで何してても、私のキャラって、ごっつい系なんだと実感。ここで得たネットワークを活かして、来週から医療系先輩方の活動視察の旅に出る予定。

写真は”サンタクルス県の木”。。。

Wednesday, June 07, 2006

La exposición de los produtos de la soya en minero



栄養教室の展示会を、街の中心部であるプラザで開催した。オーソリティーを前にし公共の場でマイクを使ったスピーチはやや緊張した。展示会では、オーソリティー、オーガナイザー、参加者代表者2名がスピーチを行い、その後、参加証明書と今まで彼女達がそれぞれの言葉で書き綴った空欄レシピを配布した。最後に今日の為に参加者がグループごとに用意した大豆料理を販売した。 1時間もしないうちに、16種の大豆料理は全て無事に完売した。道行く人が「大豆料理っておいしいじゃん!」と言ってぺろりと平らげていく姿を満足げに、そしてやや誇らしげ観察する参加者たちの様子を見れたのがこの上なく嬉しかった。殆どのグループが材料費の倍以上は儲けたみたい。 学校の周辺でお菓子を売っている売り子の参加者たちは、既に大豆を使ったパンやお菓子を販売し始めているらしい。しかし、彼女達はきちんと大豆のベネフィットを子供達に伝え切れているのかしら。近日中に彼女達の販売活動を視察予定。このように、今後、参加者による個々の事後活動への視察や助言を続け、また数ヵ月後に再度彼女達とミーティングなどを持つことでフォローアップを行っていきたい。一村一品運動のように、特産品のないこの街に大豆料理の商品化と市場開拓を興すという可能性も非現実的な話ではないな。

ちなみに、下の写真は右上から、大豆ジャム、大豆を砂糖でコーティングしたコンフィテ、ココナッツ豆乳、大豆を揚げて塩をまぶしたトスターダ、皿の上にのっているのは、大豆パウンドケーキ、大豆パン、大豆クッキー。




Saturday, June 03, 2006

El cruso del uso de la soya en la alimentación por 5 días

2ヶ月前に企画・調整を始め、やっと無事に終えた5日間に渡る栄養教室。参加者は計64名。なかなかの人数。しかし、考えてみたら、何かに獲りつかれたかのように、「何でもいいから」プロジェクトを興したくて手探りで人材、資源、きっかけ、コネ、信頼関係、予算を探すためにあちらこちらを走り回っていたような気もする。ここに来て初めて実施できた、ある意味で完結型のプロジェクト。

「楽しかったっ。」(ハート)

さて、「楽しかった」のはいいとして、これから、当栄養教室のフォローアップをどうするかってのが今後の課題。栄養ってのは日々の習慣や意識に大きく関わるもので、こういった人々の奥底に染み付いた感覚みたいなものを変えるのには、たった5日間にわたる「楽しい」料理教室では何にもならんだろう。

と、いくらでも批判はできるのだけれど、私がちょっとした工夫を凝らした(つもり)当栄養教室の特徴を紹介。

【対象者(子供の栄養に責任を持つ人々を選定)】
・ 学校周辺のキオスクでお菓子やパンを売る売り子たち(市役所の助けを借りて参加義務を負わせた。というのも、当市には給食制度がないため、多くの子供がキオスクで朝食を買って食べている。)
・ 母親(複数女性グループのメンバー)
・ 公共の保育所(市には2つ保育所があり、その一方)で働く料理人(6ヶ月から10歳の子供に朝食、昼食、おやつの時間に食事を提供する)

【オーガナイザー(市で影響力を持つ人々を選定しボランティアとして働いてもらった)】
・ 市で最も影響力のある2つの女性グループのリーダー2名
・ 市役所の役人2名
・ 市で最も大きい市立病院の看護士
・ 学校給食を担当する栄養士(当市には栄養士が存在しないため、近隣で探した)

【マテリアル(現地にあるもの、現地で作られたものを使用)】
・ 市内で取れる材料(大豆など)を使用
・ 空欄のままで書込み式のレシピを配布(各自の言葉で再現できるように栄養士が工夫して作成)
・ JOCVが作成した紙芝居式の教育教材(テーマは栄養、衛生)を使用

【手法(単なる料理教室ではなく、理論にも力を入れた)】
・ 参加者応募の宣伝にはテレビCM、ラジオCMを利用
・ 毎授業、20分間の理論(大豆の利点<栄養素や経済的コスト>、栄養の概念、衛生について)と2時間の実践(大豆を使用した料理教室)
・ 自分自身の食に関する習慣や栄養に対する考えを見るためのテストを実施(後日、アナライズして返却)
・ 5日間のクラス後にアンケートに答えてもらう(後日、アナライズして返却)
・ 栄養教室終了後に、街の中心のプラサで参加者による大豆を使用した料理の展示会を開催。市長などのオウソリティーやマスコミを招待し、参加者以外の人々の関心も高める。また、参加者各自が作った大豆製品を他者に試食・試飲してもらうことで、今後持続して大豆を使った料理を作り続けるようなモチベーションを抱いてもらう。

【今後の可能性(もちろん未定だけれど)】
・ 参加者の中で興味のある人を募って大豆を使った栄養食品の開発、および販売活動
・ 学校を中心に子供向けの栄養教室、衛生教室の実施。ファシリテーターに参加者を起用。
・ 数ヵ月後に参加者を再び集めて、栄養や衛生、大豆に関するワークショップを開催し、フォローアップを行う。

試行錯誤の中で学んだことは数知れず。例えば、どんなに事前の打ち合わせで必要な物資の確認をしていても当日にならないと誰も動かないため、当日にハプニングはつき物だとか、参加者の中には字を読み書きできない人が必ずいるため、今後レシピ作成には絵を多用するなどの更なる工夫が必要だとか、参加者に貸し出す料理道具や鉛筆などは何度お願いしても持っていってしまう(盗む)人がいるという悲しい事実だとか、5日間の中で参加者の間で独自に参加の方法を改善しようと意識付けあったり、字の読み書きをできない人を助けたり、必要なものに対して出せる人の中で資金を集めて買いあったりするなどの自主性が芽生えたりするような涙ぐましい状況に感銘を受けたりとか。。。

一先ず、明日の展示会を終えたら、当栄養教室の第一幕はフィナーレとなる。第二幕には、どんな展開が待っているかしら。ああ、人事のようだ。本当、何をしよう。とにかく、これで終わりには出来ないな。

数ヶ月間自分の仕事を投げ捨ててまでボランティアとして当料理教室のオーガナイズに関わってくれたた栄養士や市役所の地域開発担当者には言葉では表せないほど心から感謝している。ボランティアで働いてくれた彼女達にどんな形でお礼をしたらいいのだろう。彼女達と今後も一緒に活動をしていけたらいいのだけれど。どんな形で持続して活動を共に出来るように鼓舞できるだろうか。