Wednesday, August 30, 2006

Un curso de elaboraciòn de la soya dirigido a un grupo de madres


私は、いつも輝かしい未来を夢見てウットリしていた幸せな少女だった。と記せばポジティブだけれど、ただ単に私は気が早いのかもしれない。気が早い人は、「今この時」を慈しむことを知らない。

未来志向の強い私が少しは今を大事にしようと思ったのはアメリカ留学時代。ほぼ1週間毎晩引きこもってレポートを仕上げていたとき、恋人が独立記念日の花火を見に行こうと幾度となく誘ってくれた。正直うっとうしかった。一秒も無駄にしたくないし、この勢いが止まってしまって、仕上がらない状態で次の授業に出るのが怖かった。最終的には、腹が煮え繰り返った状態で花火会場に登場。友人達と輪を組んでアメリカの花火を楽しんだ。見終わった後、自分が今頃一人ぼっちで大学の図書館に居残りして、暗闇の中コンピューターのスクリーンの白い明かりを顔全面に浴びながら書物たちと格闘していたらと想像してゾッとし、彼に心から感謝した。

今、私はボリビアにいる。最近、1年以上も先の帰国後の進路のことを考えては、周囲の人から話を聞いたり、ネットで大学院の情報を集めたり、JICAから送られてくる国際協力関係のJOB情報に目を通したりして無駄にヤキモキしている。当然ながら活動が第一優先されているけれど、それでもこんな自分が許せない。許せないけれど、帰国前に英国や米国の大学院進学が決まったり、国際機関にオファーをもらったりする先輩隊員の誉れを見ては、やっぱり不安に駆られてしまうのだ。

今の自分に満足できないことは,未来に繋がる向上心を育む原動力になる。こんな風に慰みを下さる人がいるけれど、私の場合、自分を信頼できない、自信を持てないことから来る焦燥感に近い。いやいや、この世界で焦りは禁物だ。

前途に一縷の望みあらば、我進むのみ

あんまり頑なに考えずにこんな遣り方でいいよな。うん。

写真は、栄養教室第二段@モンテロ市。私が支援している女性グループを対象に看護士4人、栄養士と私でコラボ。5時間ぶっつづけの教室。ここでも失敗を重ねて大反省した日。この週末から毎週、女性グループが大豆入りお菓子を市で一番大きなPlazaにて織物製品と並べて自主的に売り始めた。彼女達を隠れHealth Promoterに育てたい。そんな打算的な思いで、私は喜んで広報の支援に入る。

Thursday, August 24, 2006

Elaboraciòn de Queso de soya en Okinawa con una nutricionista con que trabajo



先日、オキナワ移住地にて豆腐の作り方を日系のMさんから教わった。私の大好きな友人であり、同僚でもある栄養士のイサベルを人材育成の一環と称して無理やり連れて行った。彼女は、「大豆チーズ」(Queso de soya)と別名で呼ばれる“TOFU”を作る。こいつは、味も見た目もどちらかというとチーズであって、“豆腐”の「と」の字も掠っていない物体だ。これを“と・う・ふ”だと日本人の私が住民に対して言及すること自体が何か偽っているような後ろめたい思いをずっと抱えてきた。たまーに移住地で売っている豆腐を嗜めては、これイサベルに学んでもらって栄養教室の一環として共に推進できないかなーと思っていた。

ひょんな機会で、オキナワ移住地で一番美味しい豆腐を作って売っていらっしゃる日系のMさんと知り合うことになった。当日は、私達だけのために大豆5Kgを用意してくれ、最終的にはできあがった10丁のお豆腐を持たせてくれた。豆腐作りの過程で、彼女に質問を投げかけても即答で返ってこないことがあった。例えば、これは何グラムの塩?お酢と水の割合は?Mさんは考えこんでしまって、私もよくわからないのよ。という。まるで当てずっぽうの様に○グラム、とか言いだす。けれど、実際に皆で計ってみたらちゃんと合っている。材料は目分量といのはMさん流。火を下ろしたりするタイミングなどといった細かい工程も全て今までの経験と勘に頼る。「いくら私が教えたって自分で何度もやってみて体で覚えないと。」核心的なお豆腐職人Mさんの御言葉。

沖縄生まれのMさん。沖縄の甘~くてうす塩味のあの漬物を家庭用として作っている。漬物は、ゴーヤに始まり、白菜、大根、にんじん、きゅうり、しょうが、etc. つけている期間も結構なもので、4年ものきゅうりってのもあり、発酵が程よい感じで進んでいた。豆腐作りの後には、作りたてのお豆腐をワカメスープにコンモリ浸して試食。温かい白ご飯と漬物を添えて至ってヘルシーで豪華な夕食になった。箸と格闘する可愛いイサベルの姿を見ながら、自分が日本人であったことを改めて思い出し、同時に感謝の気持ちで満たされ一日になった。





Wednesday, August 16, 2006

Mi Programa personal del medio comunicacòn deRADIO local 93.5


こちらでの最優先活動は、保健啓蒙活動ならびに公衆衛生向上促進。しかし、食習慣を変えたり、日常生活にしっかりと根を張っちまった意識を改革するってのは一筋縄ではいかないもんだ。それでも、今ある時間とリソースを利用して推し進めるためにはどんな活動が最も効率的で持続可能なんだろうと、ここに来てからずーっと考えてきた。今日は、定期的に遂行し、徐々に住民の意識改革の介助になっている気(だけ?)がする活動を紹介。

約3ヶ月前から、地元ラジオ放送局でパーソナリティーをもち始めた。テーマは栄養と大豆。毎週木曜日の朝10時からで、持ち時間は30分間。ホストの女性と語りながら栄養、健康、病気の予防などについて談話するというもの。後半5分間で大豆を使った料理のレシピを紹介している。リスナーのアテンションを得るために、今まで私が出してきた大豆料理のレシピを使った料理コンテストを開催することにした。もちろん、優秀作品に対しては懸賞を与える。さて、どのくらいの反響があるのだろうか。ちなみに、ラジオのリスナーの範囲は郡内全域で、17万人弱。しかし、実際にこのチャンネル93.5「La Mañana Universal(普遍的な朝。。。)」にどれくらいの潜在リスナーがいるかは誰も知らない。

実は、このメディアを使った活動、聞こえはひょっとして良いかもしれないが、遣っている当の本人にとってみたら、酷い精神的負担だ。なんてったって、談話しろなんていわれても母国語じゃない上に、ワタシャこの分野の専門家でもなければ知識や経験なぞ何もないのだ。そんなわけで、このラジオ番組での活動のために私がしているのは、3冊から5冊くらいの栄養に関するスペイン語の文献を読み漁り台本をまとめたり、同僚である医療従事者から情報を得るというもの。これが時間を食うんだ。まずは、テーマを決めるところから。テーマを決める際には、必ず私が現場で得た体験や印象をベースにすることにしている。そうでないと、リスナーである住民にとってみたら面白くないし、現場と乖離した話をしても全くもって意味がないからだ。例えば、先日話したのは、妊婦の貧血について。診療所で看護士から指導を受けていた妊婦は酷い貧血で手のひらが透き通るような白だった。私の任地では、貧血の子供や女性が異常に多い。栄養不良と知識不足から来るもので、見るからに「この人貧血」ってのが分かるまでに重度だったりする。そういう、「先日ね、○○していてね、こんな人がいたんですよ。。。」っていう出だしで自然に会話を始めるのだ。

また、静脈硬化とかいう日本では割と日常的に耳にするような生活習慣病の名前も、こっちの住民にしてみたらピンとこないなんていう場合が多い。こういう場合は、地域の医者に頼んで一般の人々でも分かるよう名前や説明の仕方を変えてもらうなどの小さな努力を欠かさないようにしている。この番組が想定するリスナーってのは、テレビがないからラジオを聴くという貧困層や、テレビの電波が届かない辺鄙な村に住む住民に多い。そいうい地域における栄養改善ってのは私が目指す本来的な活動の目的に当たるのであり、このメディアを使った啓蒙活動の意義は私にとっても大きいのだ。

実際に、始めて“デビュー”した数ヶ月前に、ある女性グループのメンバーから「今日、編み物始めようと思ってラジオかけたら、偶然ナチートの声ラジオで聞いたよー!」と言われたり、一緒に働いてもらっている栄養士の大好きなボリビア人友人の耳にも当番組のうわさが近所の人から入っていたりするなど、周囲では意外と番組を聞いてくれてる人がいる。

さて、この活動を通じて「精神的負担」を背負っていると書いたのは、言うまでもなく知識不足と語学力の低さから来るもの。このたったの30分間のために捧げている数時間に渡る文献漁りと情報収集。億劫、めんどい、タイム・コンスーミング。しかしながら、おかげさまで私は多くの恩恵を得ているんだ。当分野の知識向上、語学力アップ。そして、何よりも、番組後にラジオ放送局から出たあの爽快感は格別だ。水泳の試合後に飲むビールの一杯よりもスカッとする。もう少し慣れたら、もっと楽しめるようになる気がする。あさってはコレステロールとその減量の方法について話すつもり。

Sunday, August 13, 2006

El seguimiento del curso de la soya NO.2


活動のフォローアップってのは、言うまでもなく活動のその効果に大きく関わってくる。もっと言っちゃうと、フォローアップがない活動は殆ど意味がないと思ってもいい。能力開発ワークショップを行っても、実際に参加者が学んだことを他の人に伝えたり実施しなければ意味がない。実際に、15年以上前に大豆料理教室に参加したという学校の売り子がいたが、彼女は学んだ当事から今の今まで一度も作ったことがなかったという。

今日は、活動のフォローアップに関するお話。

5月・6月に実施した栄養教室の第一段階フォローアップを現在展開中。内容は、当栄養教室に参加した学校で働く売り子達を訪問し、当教室で学んだことをきちんと遂行しているかを視察するというもの。今回の栄養教室ではミネロ市役所の力を借りて地域の公立学校で働く売り子達を義務で参加させた。この売り子達の多くは経済的に貧しく、学校内または学校近辺でスナックを売って生計を立てている。

ちなみに、売り子の中には、学校内にキオスク(売り場)、キッチンおよび宿舎を提供してもらい、そこで家族と暮らす傍ら教室掃除、ガードマンなどの役目を果たしている者も多い。ちなみに写真に写っている木造の建物は売り子の家(洗濯物がかかってる写真)で、キオスクと隣接している。

この地域では給食制度がないため、売り子達が売るお菓子、パン、飲み物(ジュースやソーダ)が子供たちの朝食、10時のおやつ、また子供の家族事情によってはお昼や夕飯までになっている。つまり、彼女達が栄養を考慮した飲食を提供することなしに、地域の子供たちの栄養改善はないといっても過言ではないのだ。この地域で栄養状態が悪いと診断される子供たちは25%。つまり、4人に一人は病気にかかり易いし、発育状態も悪いってことになる。栄養が不良なために髪の色が抜けている子供もよく目にする。

さて、この売り子達は学校の先生の代わりに生徒達の面倒をみることもある。写真では、グラウンドで生徒達がランニングをしているものがあると思うけれど、後姿のでぶっちょさんは売り子さん。彼女は、学校の先生が忙しい際に体育の先生に化けてしまう。売り子さんは、子供たちからは母親のように愛され信頼され頼られている。彼女達が、愛情と大豆入りの飲食を作って子供たちに提供してくれたらなーという思いで巡回を続けている。

巡回を始めたのは約2ヶ月前。初回は5つある学校のうち1校で1人の売り子が大豆使用のお菓子を断続的に売っているのみだった。他の売り子達に対して、何が問題で、どう解決できるか、やることでどんな利点があるかなんていうことを話しながら足を運び続けた。

大豆料理をしない理由はみな似たような感じで、
「時間がない」
「大豆を売っている場所が分からない」
「子供たちは大豆は嫌いだ」
「昨晩寒かったから」
「学校にオーブンがない」
それでも、解決策を一緒に考えたり、他の売り子達の例を出して、どんなものを作っているか、生徒達の反響はどうか、大豆何キロに対していくらの収益になっているか、などの実際の情報を伝えたり、また、売り子が作った場合は必ず試食・試飲して「授業で作ったものより美味しい!才能あるよ!」なんて誉め殺しにするなどして、モチベーションを持ってもらう。そうこうしているうちに、2ヶ月がたち、最終的には4校まで大豆を使用したスナックを継続して提供するようになった。中には自分でオリジナル大豆使用商品を作りだすものも出てきた。

巡回の際に、他の売り子や学校関係者に声をかけられた。「私も大豆料理や栄養について学びたい」、「他の売り子の商品も管理・指導して欲しい」なんていう声が上がってきたのだ。当市役所でも、継続した教室の開催に積極的で、再度協働して9月半ばにより多くの学校と売り子を対象にした大豆栄養教室第二段を開催予定だ。




Sunday, August 06, 2006

Haciendo Diagnostico en 36 centros de salud de la provincia



現在、赴任先の郡内にある36の公立診療所や病院を廻っていて、そこで実施されている住民参加型保健活動に関するアンケート調査や視察を行っています。アンケート調査の主な内容は、グループ別(子供、女性、若者、成人)の地域に特有の病気とその原因、また2005年度に医療施設主催で行った住民参加型保健活動の詳細について。これで大雑把に、どこの地域のどの医療施設でどんなテーマの保健活動を強化すべきか、足りない原因はなぜなのかってのが弾き出せると思うのだ。

同じ市内にあってもそこで働く医療関係者によって実施されているかされていないのかに大きな差がある。内容もマテリアルも方法も様々。地域によって住民がかかりやすい病気も異なるので、調査方法もアンケート結果だけに頼らず現場で動いている人間と直接何度も会ったり実際にワークショップなどに参加したり、一緒に村に巡回診療についていくようにして総合的に判断できるよう努めてます。

しかし、一言で巡回とはいえるものの、診療所を廻るだけで1日かかるところも少なくない。交通機関が病院まで存在するところというのはレアで、橋のない大きな川をジープで越えないといけなかったり、一日に1度しかバスが通っていなかったりとか、自家用車がないと大概の小さな診療所までいけないのだ。(こういうときは、各市で最も大きな病院や市役所の人間とコラボして車を出してもらっている。)でも、そういうアクセスの悪いところだからこそ、住民は基本的な病気の予防知識を持つべきで、やはりこういう啓蒙活動ってのが、彼らの生活の質を向上するために非常に重要な要素になってくる。実にやりがいのある仕事だ。

写真について。週に1度医師が診療所に巡回しにくる。それに合わせて診療所に集まってくる住民。もう一つの写真は、診療所の目の前で、羊の写真のおくにある藁葺きの屋根があるところが乗り合いタクシー乗り場。とにかく来るまで数時間でも待つしかない。残り二枚の写真は、アンケート調査の内容を各診療所で働く看護士らに説明している私。

Thursday, August 03, 2006

Seguimiento del curso de soya




As a follow-up of the alimentation course, which I organized 2 months ago, based on SOY, I’ve been visiting some schools now. At the course as obligation we invited 8 vendors who work in or around schools in the town with such a huge responsibility in the alimentation for the students. Some of the vendors live in the school as a guard. They take care of breakfast for the kids and snack, of course.

When I visited a school for the first time, I was immensely impressed by what a vendor invented applying what she learned at the course. She made a pie cookie covered with chocolate (it is way too hard to explain) using mostly flour of soy. She looked very confident in her soy products and told me that the kids love SOY food and buy those things! I was almost crying when I heard that! And the next moment she was trying to invite me the chocolate thing, though I have psychologically trauma to the brown evil thing.

But how can you refuse this? As the organizer of the course, I have responsibility at least to try all the things that the participants make… I begged God, Buddha, Jesus, Guru, Kamisama, evil spirit or whatever helps me not to die from the chocolate. I had no choice. I put the thing into my mouth, and calmly I smiled at her like a mtoher does to her little kid. Then, I said “OH MY GOD, SO YUMMYYYYYYYYYY! “ You know, this is also my job to motivate people to keep doing what I tried to capacitate them about.

I took some pics of the students who bought some soy products. I convinced one of them to buy chicha de soya (soy juice), while she was trying to get a bottle of coke. Basically I said to the female student to drink soy juice to have smoothie skin so that she can look much prettier. Here in Bolivia or any other countries in Latin America to be pretty seems like something prioritized more than anything else. So I knew that it would work on the kids.

Tuesday, August 01, 2006

Los factores difíciles a realizar proyectos exitosos



最近、日本の友人に連絡をもらって気付いたこと。
わたし、既にこっちにきて8ヶ月が経つらしい。

私が交換留学でアメリカにいたのは10ヶ月間。あの頃の時の流れは、ある程度予想どおりに木目細かい感じで流れていったものだ。定刻どおりの授業、宿題やレポートの提出期限に間に合うように遊びその後徹夜、会合、プレゼン、パーティー、旅行、アウトドアなど全て計画と準備の上に予告どおりに実施されたものだった。体が限界を訴えるときも原因は大概目処がついたし、次に始まる地獄のレポートの山やテスト三昧に備えて休息をどれだけ取れるかとるべきかもある程度計算できた。

ボリビアでボランティアとして暮らす8ヶ月間。時の流れは不規則でカオスそのもの。小川に乗って優雅に流れることもあれば荒波に飲み込まれたり、そうかと思ったら水溜りになって流れが止まったり逆流しそうになったり。現代的で資本主義的な時の概念が他の国ほどには存在しないこの社会では、計画通りに事は起こらないし予想できるものなんてほとんどない。定刻どおりに会議は始まらないし、バスや乗り合いタクシーなどの主な交通機関も、車両に客が全員埋まるまで何時間でも待ち続ける。天候が悪いとき、昼食事の間などは運転主の勝手な事情で交通機関がなくなる。空き巣が怖くて家を空に出来ないから、夫が家を出るなと言うから、家族の誕生日会があるからという理由でグループの会議や研修会にこないお母さんたち。今すぐ会って仕事の話をしたい、今夜重要な話し合いをするから参加してほしい、なんていう飛び込み参加や招待も多い。

こんな社会でこういう人々と活動する時間は、時が刻まれているんだという感覚が薄く実感が伴わない形で流れるために、この8ヶ月という響きに驚いた自分でした。

写真は、日系移住地San Juanで行われた盆踊り大会。サンタ県や他県の協力隊とボリビア人友人達と花火と日本食に夢中になる。

La estrategia para el trabajo



最近、イギリスに暮す大大大好きな友人Mからメールがあった。大学に入る前にオーストラリアへ一人旅したときに出会って以来の長い付き合いだ。彼女も学部で交換留学を経験していて、大学院でも留学している。とびぬけて秀才で文才があってフットワークが軽く自分を持っている、まさに私の憧れの人。最近、学部時代の交換留学中に出会った欧米人と入籍し、イギリスに移り住むも、現地では暗中模索の日々を送っているとのこと。彼女から私のボリビアでの活動の戦術について質問があった。

戦術なんて気合入ったものではないけれど、活動指針、活動のあり方、姿勢みたいなのはなんとなくある。いろんな人に私の戦術に対してコメントをもらいたいなーという打算的な思いから、ここでMへ宛てたメールの一部を紹介することにしたい。


「戦術ね、私の場合も、思い立ったらとにかく行動に移してみる、ぶちあたってそこから何か学びなり気付きなりをもたらせればいいかな、とそんな心持でとりあえず動くようにしているよ。遣らずに後悔するより、やって後悔した方が心残りも少ないし、なんといってもここから立ち直った方が次に生きる。Mと同じで、私もフットワークだけは人一倍軽いから勢い込まなくても、気付いたら見知らぬところに尋ねに行って新しいネットワークを切り開いていたりする。親から受け継いだのか、環境がそうさせたのか、とにかく有り難いキャラだよね。

私の場合、Keyは人です。当たり前のことだけれど、人が動かなければ何も動かないでしょ。人間が物事を操作する社会に生きてるんだから。自分が少しでも興味のある仕事や活動をしている人がいたら、足運んで尋ねて顔あわせて自分を売りつつも、関連する情報を得る。相手に興味があればまた足を運んで徐々にコラボの話を持ちかける。彼らから連絡があって、例えば仕事以外の話(パーティーとか)であったとしても、喜んでお誘いを受けてプライベート生活での人柄も見る。信頼できる人か見なきゃね。その人の人柄で会社や組織の機能ぶりや雰囲気も割りと測れるし。また、その人を通じてさらに同業種を紹介してもらえる。こういう機会を得るために、会う人会う人に自分がやりたいこと、目指していることを伝えておくってのもこのKey探しに大いに役立つと思う。

自分を見失うことのないように、大きな目標と小さな目標をもつようにしてもいいんじゃないかな。プレッシャーで押しつぶされそうになったとき、ここでの2年間の活動の位置づけを将来の目標に当てはめて見直すようにしている。ここで、できることはちっぽけでも、今しているすべてのことが将来の糧にベースになるって信じているからさ、今ここで焦ることはない、たまには一息つこう、とかね、最近になってやっと思えるようになった。活動が深まるにつれて、国際協力のどの分野の専門家になりたいかっていうのが見えてきたよ。何にspecialize in するかを見極めたいというのが、ここに来た理由の1つでもあったので、これは本当嬉しい。

正直、Mの状況がどういったものなのか全く見えないので、私も返事がしにくいのだけれど、一応私の戦術を簡単に書いたつもりです。。。まとめると、
1)甘え上手は世渡り上手です。強がらず、人に頼って、自分の世界をもっと広げて、チャンスやその確立を増やして!でもって、恩返しを忘れずに。
2)ながーい人生の目標と短い数年間の目標を一度さらっと考えてみる。辛抱強く自分を鼓舞し続ける糧になるからさ。

こんなことしか書けぬが、心からMのこと応援しているよ。あなたの場合、もとがあるので、チャンスさえあれば幾らでも飛躍できるよね。今は空振りなきもちになることがあるかもしれぬが、何事も無駄にはならぬのだから焦らず諦めずにね。」

Bueno, みなさんは仕事をする際に、どんな戦術を用いているのでしょうか?






Recently I moved out where I used to live due to a personal reason. This is where I live now. Just a half block away from the old one. 2 rooms, a private bathroom, and a nice hallway. The new family let me borrow the entire 2nd floor. Its damn cheap too. I know I am super lucky!